保険・安全ガイド・安全管理
保険・安全ガイド・安全管理について
保険
万が一の事故に備えて保険の加入をしております。内容は以下の通りです。
■団体契約者:社会福祉法人全国社会福祉協議会
■引受損害保険会社:日本興亜損害保険株式会社
〇加入保険:ボランティア行事用保険
〇適用対象:死亡、後遺障害、通院、入院、手術、賠償責任
※以上に該当する場合は、速やかにご連絡の程宜しくお願い致します。
死亡・後遺障害 500万円入院日額 3,500円通院日額 2,200円賠償責任
※法律上の損害賠償責任を負われた場合 2億円(対人)
1,000万円(対物)携行品 0円
安全ガイド
お子様は日常生活とは違う自然環境の中で五感を働かせ、好奇心や創造力、学ぶ力を育みます。日常生活とは違う自然環境であるからこそ、お子様の成長が促されます。しかし、普段の生活と違う為危険な事もあります。危険だからと言って避けるのではなく、どうしたら良いのかと考え行動することも大切なことです。
弊団体としても安全には万全を期しておりますが、ご家庭でも充分な学習と対策のご協力をして頂ければ、自然環境は危険ではなく、自然から学んだ事が素晴らしい心の宝箱になります
安全
森のがっこうでは以下のような安全対策に取り組んでいます。
1.スタッフ体制
(1)事前に下見を行い、安全管理研修を受けたスタッフのみがキャンプを行います。
(2)安全管理研修とは、プログラムに合わせた危険予知・事故対応・救命・危険生物の研修を指します。
(3)キャンプには、正看護師、栄養士が同行しキャンプの安全運営に努めています。
(4)常にスタッフがパトロールを行い、お子様が楽しく安全にプログラムを実施出来るよう配慮しております。
2.体調
(1)お子様によっては環境の変化により、体調を崩す場合があります。その際は同行看護師の判断により、お子様の体調と精神面に配慮した対応を行います。
(2)体調不良によりキャンプ続行が不可能な場合は、緊急連絡し会場まで迎えに来て頂く場合があります。
(3)同行看護師の判断により重度の体調不良の場合は、御連絡の上、最寄りの病院に緊急搬送させて頂きます。
(4)毎食事時にカウンセラーが体調確認を行います。
(5)自己管理を促す為にも日記で体調記入をしてもらいます。(宿泊キャンプ時のみ)
3.交通安全
(1)バス乗降時、グループカウンセラーが先頭に立ち、お子様が先に乗降しないようにします。
(2)道路歩行時・グループカウンセラーが先頭に立ち一列縦隊で行動します。また、横断時はスタッフが立番をします。
4.常備薬
(1)常備薬がある場合は、担当カウンセラーが責任を持って服薬対応します。ダブルチェックとして看護師が再チェックを行います。
< 夏季 >
5.熱中症対策
(1)毎食事ごとにお子様の水筒にお茶を入れ水分補給を促します。(2日間合計4回)
(2)その他に塩飴・塩胡瓜やスポーツドリンクをジャグにて用意し水分と同時に塩分を補います。
(3)プログラム中においては帽子、水筒の携帯を徹底します。
(4)万が一、熱中症の疑いがある場合は、プログラムを中止し看護師が対応を致します。
6.クラゲ対策
(1)海でのプログラムではウエットスーツを着用します。
(2)クラゲに刺されることは稀ですが、対処法として以下の対応をします。
・海水で洗い流す⇒氷水で冷やす⇒抗ヒスタミン軟膏・ステロイド軟膏を塗る
※まれにアナフィラキシー反応が発生する場合があります。(施設では事故例はなし)
その場合は指定病院への緊急搬送及び緊急連絡を致します。
7.切り傷
(1)岩場は裸足で歩かず、濡れてもよい靴を履いて頂きます。
(2)釣りプログラム実施する際は、事前説明を徹底して行います。
(3)切り傷をした場合
・真水で洗い⇒消毒液で消毒⇒カットバンを貼ります。
8.虫対策
(1)虻・蚊・ブヨ
外出時は虫よけスプレーを塗布しますが、刺された場合毒性はありませんが腫れる場合があります。
その際は消毒後軟膏を塗り氷水で冷やします。なお、腫れの度合いは個人差がありますので解散後に腫れる場合があります。その際はすぐに、連絡の程宜しくお願い致します。
(2)ブヨ
雨上がりや夕方に発生する場合があります。その際はカウンセラー判断により長ズボンの着用をします。
(3)蜂
・黒いTシャツは着ない。(蜂がクマと間違える為)
・姿勢と頭を低くして騒がない⇒しゃがんだ姿勢でゆっくりとその場を去る。
・頭を攻撃する場合があるのでタオル・Tシャツ等で頭を覆う。
《刺された場合》
・針を取る⇒エタノール消毒⇒蜂の種類によっては緊急搬送します。
なお、施設及び山林は事前に施設職員によって蜂の駆除をしています。
9.就寝時の対応について
(1)トイレの確認(夜尿が気になる方は定刻に声かけさせて頂きます。)
(2)布団の乱れの確認をし、寝汗のチェックを行います。
(3)濡れタオルの設置をします。(暖房使用の際、ハウスダスト予防)
< 冬季 >
10.野外活動について
(1)長靴内の濡れ防止:長靴内に新聞をひき、濡れの浸透防止と保温対策を行います。
※なるべく長靴内に雪が入り込まないよう各自『足ぼそ』を着用して頂きます。
11.その他考えられる危険について
(1)軒下などツララのある下を歩かない。
(この辺りでは見られない程の巨大なツララができます)
(2)ボブスレー時は、ヘルメットを着用して頂きます。スタート、ゴール地点にはスタッフを配置し安全管理を行います。
(3)急な坂や溝のある付近にはスタッフがパトロールします。